ここでは青チャートを用いた勉強法を解説します。前提として青チャートを理解できる学力がある学生を対象とします。理解できない状態であればシグマベストシリーズなどを先にこなす事を推奨します。
筆者は青チャートを「解法暗記」することが有効な使い方だと思います。「解法暗記」とは正解に至るまでのプロセスを図解化しそれを覚えていく事です。
例題:2直線 x+y-4 = 0 …① , 2x-y+1=0…② の交点を通り, 次の条件を満たす直線の方程式を 求めよ.
条件: 直線 x+2y+2 = 0に平行
上記例題で解説します。この問題は
①、②の交点を通る直線を式で表せられるか : k(x+y-4) +2x-y+1 = 0
平行条件をどの様に式で表すことができるか: a1b2 – a2b1 = 0
この2つがポイントとなります。解答を丸々覚えるのではなく解き方のポイントを自分で日本語化しそれを覚えていくのです。
解法チャート
1st ①、②の交点を通る直線の方程式を作成: kf + g = 0
2nd x,yについて整理する
3rd 平行条件を利用 a1b2- a2b1 = 0 にて kを求める
4th kを代入し数式を求める
この様に自分なりの解法カードを作成しそれを暗記していきました。これは受験勉強法の本やブログなどでも紹介されており自分もそれを参考にしながら勉強していました。
青チャートの長々とした解答を覚えることは大変ですが上記の様な解法チャートならば5分程度あれば覚えられると思います。 これを1日5問など決めて暗記、翌日は復習+新規の問題とこなしていました。解法が自分の中にストックされていくとかなり成績は伸びます。この方法で数学は得意科目となりました。得意になると新しい問題をどんどん解いてみる様になり必然的に数学の学力は飛躍しました。
今考えるとこの方法の利点は2つあると考えています。
1つは自分で解法チャートを作る際に「ポイントはどこなのか」「どこでつまずいてしまうのか」それが自分の中で把握できる点です。実際に日本語で書いていくので自分が理解できない部分は書けません。解答できなかった部分が明確化されます。
2つ目は復習の効率化です。 青チャートは有用な参考書ですが全ての問題を丁寧に解いて復習していくことは効率が悪いです。しかしこの方法であれば膨大な量のチャート式も解法が思い浮かぶかどうかで確認できるので数分で復習が済みます。◎◯△復習法でどんどんできない問題を重点的に復習できるのでムラのない学習効率となります。
青チャートの学習方法に悩んでいる方の参考となれば幸いです。
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